透明、不透明、熱い、冷たい ガラス

自由に形を変えるガラスと格闘します。キルンワーク、吹きガラスなど、
多様な技法を自由に組み合わせ、幅 広い表現を目指します。
実習を通してガラスの特性を捉えながらディスカッションを行い、
各々の研究テー マを見つけ深く考察する力、形を造形し表現する力をつけていきます。

陶の卒業制作

ガラスの特徴

\ ガラスの設備 / 1 吹きガラス工房

吹きガラス工房は電気による熔解を行っています。運営は学生と共に行い、熔解炉の猫つぼの交換、材料の投入やカレットの水揚げなども皆で協力して行います。ガラスは自然には存在せず、人工的に作り出さねばならない素材です。素材から作り出すということはガラス創作においての醍醐味とも言えます。

\ ガラスの設備 / 2 電気窯

様々な大きさの電気窯を備え、各研究に合わせた焼成が出来るよう完備しています。プログラムを自ら考え実行できるよう、実践を繰り返し電気窯の扱いを習得します。

\ ガラスの設備 / 3 バーナー

ガラス棒をバーナーで熔かしながら成形し、ガラスの可塑性を体感できる技法です。オープンキャンパスでは学生が主体となってとんぼ玉のワークショップを行います。

\ ガラスの技術 / 4 コールドワーク

様々な加工機材の使い方を学びます。コールドワークは作品の独自性を高めることが出来ると共に、ガラス作品の完成に欠かせない技法でもあります。

\ ガラスの特徴 / 5 学内ギャラリー

女子美の学内には講評会や学生展示を行えるギャラリーがあります。実際に展覧会を行うことで空間の使い方、照明の当て方などを学ぶことが出来ます。

ガラスの授業

吹きガラス

吹きガラスの基本的な技術を習得し特性を理解すると共に、熔けたガラスの可塑性をどのように活かすのか、様々な実践を通して理論と思考を深めていく授業を行います。

バーナーワーク

バーナーでガラス棒を熔かしながらトンボ玉や小さなオブジェを作成します。熔けたガラスの扱い方やバーナーワークの可能性を探ります。

熔解ガラス実習

ガラスは「きれい」という固定概念を打ち破るために、ガラスを割る、ガラスに異物を混ぜるなど様々な試みをすることで熔解ガラスの新たな魅力を探ります。

キルンワーク

テーマを設定しそれを表現する造形力を学びます。興味があることについてリサーチし、社会との関わりについても思考しながらガラスの特性を活かした制作を行います。

カット

カットマシーンを用いて基本的な技術を習得します。伝統的な文様を学び、オリジナルのデザインを生み出し施していきます。

板ガラス造形

ガラス作家の中原司氏をお呼びし、レクチャーとデモストレーションを行って頂きます。板ガラス造形の可能性を探り、機材の使い方や加工の技術を学びます。

ガラスの紹介映像

工芸専攻の5分野をもっと知りたい人へ