繊維を自由にブレンドする魔法の力!

用途ある織布から造形物まで素材の可能性を探ります。
絣織や天然染料による絹の染色、羊毛繊維を染色して、混色を活かした手紡ぎなど学びます。
具象的な模様や絵画的な表現ができるジャカード織、さらに素材の魅力を引き出して、
表現する繊維造形などを幅広い制作を通して、より自由で個性溢れる制作に挑戦します。

織の卒業制作

染の特徴

\ 織の設備 / 1 織部屋

1年生から4年生まで同じ空間で、互いに刺激し合いながら学ぶことが出来る織部屋は、板の間で靴を脱いで上がります。女子美工芸の創設者・柳悦孝が考案したオリジナルの機が60台余り並び、織作業に必要な全ての設備が備わっています。また多綜絖を備えた西洋機や、コンピュータ連動のドビー織機、ジャカード織機も導入し、手織りならではの個性豊かなテキスタイルを研究しています。

\ 織の設備 / 2 染め場

2つの大釜と40台を超えるガスコンロが並ぶ染め場には、安全性と使いやすさを考えた数々の工夫が施され、特に水槽は、糸や布を傷めず、身体にも優しく設計されています。

\ 織の技術 / 3 天然染料染色

植物などから抽出される染料により、絹や羊毛の糸染めを行い、色素の種類と特徴、染色方法を学びます。得られた天然染料特有の色味を体得し、作品制作に活用します。

\ 織の学外活動 / 4 ネクタイコンペ

八王子の企業との連携で、ネクタイの製品開発に取り組みます。学生ならではの斬新な感性と発想力を活かしたデザインは、コンペで数々の賞を受賞し、製品化されています。

\ 織の学外活動 / 5 研修旅行

織物・繊維産業の産地を訪ねます。実習で学んでいる技術が、実社会の産業でどのように展開されているのかを研修します。(研修旅行先は実施年により変わります)

織の授業

手紡ぎ・スピニングワーク

羊毛に撚りをかけて糸を紡ぐことから始めます。繊維の混色による複雑な色を活かして、変化の富んだ糸をデザインすることで、素材感のある織物の表現を深めていきます。

繊維造形

糸、布、紙、金属、ゴムなどの様々な素材を用いて、織るだけではなく、編む、組む、集積する、フェルティングなどの手法により、造形的でオリジナルな表現を追求します。

素材技法演習

素材の特性や糸の撚糸が布表面の表情に変化を与えることを体得します。さらに、織物組織との組み合わせを試しながら、視覚、触覚とも変化に富んだ凹凸表現を研究します。

アート・フェルト制作

言葉をテーマにイメージを膨らませ、形へと展開していきます。糸や布、ウール繊維と組み合わせ、素材の特質を捉え、フェルト技法をベースに独自の造形表現を身につけます。

コンピュータ変化組織

連続的な幾何学模様をPC上でデザインし、コンピュータと連動しているドビー織機でオリジナルな布を制作します。また組織学では既製の布の構造を分析し、組織を理解します。

テキスタイルマネジメント

興味のあるテーマを定め、今までに学んだ素材と技法を活用し、造形表現を試みます。テキスタイルの手仕事による作品を、実社会でどのように提案していくかを体験します。

織の紹介映像

工芸専攻の5分野をもっと知りたい人へ